「was going to」と「was supposed to」は、どちらも過去の意図や計画について話すときに使われますが、それぞれ異なる文脈で使われ、意味も異なります。
今回は両者の主な違いを例文とともにご紹介します。
「was going to」は「~するつもりだった」という意味
事前の計画や意図を表す場合に使われます。
「was going to」は、義務に関係なく、過去に予定されていたことや意図していたことについて話すときに使われます。
必ずしもその行動が起こらなかったことを意味するのではなく、単に事前の意思を表していることになります。
例文:
I was going to call you yesterday, but I got busy at work.
昨日電話するつもりだったが、仕事が忙しくなってしまった。
They were going to visit the museum, but they changed their plans at the last minute.
美術館に行く予定だったが、直前になって予定を変更した。
「was supposed to」は「することになっていた」という意味
義務や期待を意味する場合に使われます。
誰かが何かをする 「はずだった」と言う場合、多くの場合、それをする義務や義務、期待があったことを意味します。
また、その行動が計画通りに行われなかったことを意味する場合もあります。
例文:
The flight was supposed to depart at 2 PM, but it was delayed due to bad weather.
飛行機は午後2時に出発するはずだったが、悪天候のため遅れた。
下記2例文の意味の違いについて
友達と出かける前に宿題を終わらせるはずだったが、できなかった。
⇒この文の意味するところは、宿題を終わらせるというのは自分の意志とは関係なく、例えば親や友人の期待・希望、あるいは、そうする義務であったことが読み取れます。
友達と出かける前に宿題を終わらせるつもりだったが、できなかった。
⇒この文章は、宿題を終わらせてから遊びに行くことが自分の意志であったことが読み取れます。
まとめ
「was going to」は事前の計画や意思を表し、「was supposed to」は義務や期待を表しています。
訳す時は、この違いを考慮する必要があります。