会話の中の「それはこっちのセリフだ」というようなことは時々あると思いますが、英語では
That’s my line.
という慣用句があります。
That’s my lineの意味と使い方
That’s my lineの意味と使い方は?
「That’s my line」は「それはこっちのセリフ」という意味になります。
会話の中でよく使われるインフォーマルな表現で、自分が言おうとしていたことを相手に先に言われた時に使われます。
日本語の「それはこっちのセリフ」という時は、相手に対して少なからず反発する感情がある場合がありますが、「That’s my line」はそのような感情が含まれる場合はもちろん、強く同意することを相手が言った時にも出る言葉です。
「line」というと、コミュニケーションアプリの「LINE」が頭に浮かぶ人も多くいるでしょうが、この「line」と言う単語には実にいろいろな意味があります。
その中に「(役者の)セリフ」という意味があり、そこから生まれた言葉です。
例えば、親しい友人同士が思わぬ場所でたまたま出会ってしまって、
What are you doing here?
I think that’s my line.
と言うように使われます。
もう少し例文を出してみましょう。
二人の友人が好きな映画について話しています;
Friend A: I absolutely love that movie; the plot twists are incredible!
友人A: その映画すっごく好き。筋書きのひねりがすごいよね!
Friend B: That’s my line! I was just about to say the same thing.
友人B:それ、私のセリフだわ!ちょうど同じことを言おうとしてたの。
同じ意味を別の言い方にすると
「That’s my line」は
That’s what I want to say.
こっちが言いたいよ。
That’s what I should say。
こっちが言うべきことだよ。
と言い換えることができます。
まとめ
That’s my line.は先ほどお話したように「それはこっちのセリフ」という意味で、遊び心を持って同意の意を表したり、話し手が相手と同じ考えや感情を持っていたことを示すために使われます。