[do]の強調を表す使い方

動詞を強調するための"do"の使い方

“do” が動詞を強調するときに使われることを知っていますか?

今回はこの強調するために使う”do” の使い方について解説します。

do が強調の意味で使われる

“do” が文の主要な動詞ではない場合に使用されて、文中の主要である動詞を強調するときに使います。

例文を使った解説

例えば、”I do like ice cream!” という文では、”do” が文の主要な動詞ではありませんが、”like” を強調するために “do” を使用しています。
この時の “do” は助動詞となります。

強調するために使う “do” は動詞を強調するため、動詞のすぐ前に置きます。
これは肯定文でも命令文でも基本的には同じです。

三人称単数で現在(she,heなど)の時は『does+動詞の原形』になりますし、
過去形の時は『did+動詞の原形』にします。

例えば、

He does want it.
彼は確かに(本当に)欲しがっている。

She did want it.
彼女はそれを確かに(本当に)欲しがった。

上記の例のように、”does” で現在三人称の時の “do” を変化させていますので、動詞の “want” は原形になります。
これは疑問文の時の同じ使い方になります。

ですので、現在形の場合に、”He does wants it” にはならないですし、過去形の文で、”She did wanted it” にはなりません

強調の “do” を使う時は、この “do” の部分を強く、はっきりと発声する

強調の “do” を使う時は、この “do” の部分を強く、はっきりと発声する必要があります。

例①
A:Do you love me?
あなたは私のこと愛してるの?
B:I do love you.
本当に愛してるよ。

例②
Do take care.
それではまた。
(テレビ放送の司会者が番組の最後に言ったりします)

こんな感じで使います。

“do” の強調は、一般的には必要ない場合が多いため、適切な文脈で使用することが重要です。
例えば、相手との会話で誤解が生じている場合に “I do understand what you mean.”(あなたの言っていることはよくわかるよ)などの形で “do” を強調することがあります。

まとめ

この強調の “do” はネイティブの人の日常ではとてもよく使われます。
もし “do” や “does”  やその過去形の”did”のすぐ後に動詞の原形が続いている場合は、動詞を強調している、と考えて間違いないです。

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