「work」というと「働く」というイメージがまず頭に浮かぶと思います。
I work for 8 hours a day.
私は一日に8時間働いています。
workのいろいろな意味について
「work」にはこの「働く」という意味以外にも日常でよく使う意味が多くあります。
例文を見ながら理解を深めましょう
動詞で使うときの意味と名詞で使うときの意味に分けて解説していきます。
働く
最も基本的な意味で、誰でも知っている意味でしょう。
My father works at the airport.
父は空港で働いています。
She works for a law firm. ≠ She works at a law firm.
彼女は法律事務所に勤めています。 彼女は法律事務所で働いています。
(雇用関係を強調) (就業場所を強調)
for を使った場合は「その会社に貢献するために」働いているというニュアンスで、雇用関係を強調し、at を使った場合は場所的な意味合いを伝えたいときに使いますので、伝わるニュアンスが変わってきます。
I work for 7 hours a day for ABC company.
私はABC会社で(に勤めていて)、一日7時間働いています。
動いている、機能している
This machine works very well.
この機械はとてもよく動く。
この場合、実際に機械が動いているのを見ながら言うのであれば
This machine is working very well.
この機械はとてもよく動いているね。
となります。
上記の2例のように「動く」=「機能している」という意味では 「work」を使います。
この時に “This machine moves very well” と言わないように気を付けてください。
“move” を使ってしまうと、機械が勝手に「移動する」という意味になってしまいます。
My watch doesn’t work.
時計が動いてない。
時計が動いている、という場合もworkを使います。
効果がある、 うまくいく
This medicine works very well.
この薬はとてもよく効く。
Your strategy worked for increasing our sales.
あなたの戦略は売上を増やすのにうまくいった。
I hope it works this time.
今度はうまくいってほしいな。
The very important thing to know is that direct translation doesn’t work.
非常に重要なことは、直訳ではうまくいかないということです。
都合がいい
「work」は「都合がいい」という意味でも使われます。
Can we meet up at the station at 3pm tomorrow?
明日3時に駅で待ち合わせはどう?
Sure. That works for me.
大丈夫。私も都合がいい。
この 「都合がいい」と言う意味の「work」は日常的にとてもよく使われるので、覚えておきましょう。
何か予定について「都合がいい」「自分にもちょうどいい日時だ」と伝えたい時に使われます。
Choose the day that works for you.
都合がいい日を選んでね。
名詞として「労働」、「作品」
名詞としてよく使われるのはまず「仕事」「労働」が頭に浮かぶと思います。
それと「作品」という意味でも使われます。
We went to the exhibition to see his works.
彼の作品を見に展示会に行った。
名詞として、小説や絵画などの「芸術作品」を意味することができます。
「仕事」と違い、この場合は可算名詞になりますので複数形でも使います。
どうですか?
すぐにいろいろと覚えるのは大変ですから、少しづつ覚えていきましょう。
Why don’t you join us?
It’s so much fun to speak English.
Don’t waste your time! Try it now!