「already」は皆さんが知っている通り、あることがある時間より前に起こったことや、予想よりも早く起こったことを表し、「既に」とか「とっくに」の意味で使います。
しかしこれとは別の意味を持つ場合がありますので、今回はこの「already」のもう一つの意味を解説します。
alreadyが相手に何かを促す場合に使われる例
alreadyは、緊急性を伝えたり、より早く行動を起こすように促すために使われます。
そしてこの場合の使い方は、命令や依頼を強調して、じれったさやいら立ちなどを表すことが多いです。
日本語の意味は「さっさと」「とっとと」という意味ですね。
「already」は「既に」という意味では、現在完了形(have+過去分詞)の完了用法と一緒に使われるパターンが多いですが、「さっさと」と言う意味で使われる場合は現在形の文で使ったり、命令形で使われることが多いことを覚えておいてください。
場面によって日本語の意味も変わる例文
Hurry up already!
さっさとして!- 誰かに急いだり、早く仕事を終わらせるように促すストレートな表現です。
It’s already late. we need to leave now.
もうこんな時間だ。はやく行かないと。- この文の “already “は今の時間が遅い時間なので、早急な行動を促しています。
He’s already on his way, so we should get ready.
彼はもう向かっている。だから準備しておかないと。- ここでは、”already “は誰かが向かっていることを示唆し、あなたが準備や出発をする時間であることを示します。
I told you to clean your room already!
さっさと部屋を掃除するように言っただろう!- この表現では “already “を使って、先に言われた仕事を終わらせていない相手への不満や焦りを表現しています。
The concert starts in an hour; we should head to the venue already.
コンサートは1時間後に始まる。早く会場に行かないと。- この文章では、”already “は、時間通りに到着するようにコンサート会場への移動を開始する時間であることを示唆しています。
The store is closing soon; let’s make our purchases already.
お店がもうすぐ閉まるので、さっさと買い物をしましょう。- ここでは “already “が閉店前に買い物をしなければならないという緊急性を強調として使われています。
また、食事の時に話に夢中になっている相手に、
Eat already!
さっさと食べて!
ちなみに、Eat quicklyと言うと、食べる動作(動き)を速くする、というニュアンスを持つ意味になります。
また、お酒を飲み過ぎているのに、さらに飲もうとしている友人に、
Stop already!
いい加減にやめなさい!
以上のようにalreadyが使われ、訳し方が少しづつ変わってきます。
》alreadyとyetの違いについては⇩で解説しています。
まとめ
これらの “already “を使った表現は、即時性や焦りを感じさせ、早急な行動を促したり、特定の時間が来たことや過ぎたことを示します。
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