「an English teacher」と聞いて、「英語の先生」なのか「イギリス人の先生」なのか、どっちなのか迷うことはありませんか?
この疑問についてお話したいと思います。
「an English teacher」は「英語の先生」「イギリス人の先生」 どっち?
文脈によりますが、通常 “An English teacher” は「英語の先生」「英語を教える先生」という意味になります。
もし「英国人の先生」という意味を明確にしたい場合は、
“A British teacher”(英国人の先生) “An English teacher from England”(イングランド出身の英語の先生)
などの表現を使うと誤解を防げます。
ただし、会話の中で「English」を「イングランドの」と解釈される可能性もゼロではないため、文脈に注意が必要です。
それでは「日本語の先生」と「日本人の先生」はどのように言ったらよいでしょうか。
「日本語の先生」と「日本人の先生」は英語ではどのように言う
「日本語の先生」 → “A Japanese teacher” または “A teacher of Japanese”
「日本人の先生」 → “A Japanese teacher” または “A Japanese teacher who is Japanese”(誤解を避けるための強調表現)
という言い方になります。
注意点もあります
“a Japanese teacher” は 「日本語の先生」 と 「日本人の先生」 の両方の意味になり得るため、文脈が重要です。
誤解を避けるには以下のように言い換えられます。
「日本語の先生」と明確に言う場合
“A teacher of Japanese”(「日本語を教える先生」と明確になる) “A Japanese language teacher” (”language” を加えるとよりはっきりする)
「日本人の先生」と明確に言う場合
“A teacher who is Japanese” “A Japanese-born teacher”(「日本生まれの先生」)
まとめ
英語では「an English teacher」が「英語の先生」を意味するのが一般的ですが、「a Japanese teacher」は「日本語の先生」と「日本人の先生」の両方の意味になり得るので、誤解を避けるための工夫が必要です。
どちらの意味で使われているかは文脈から明らかになりますので、しっかりと文脈を理解しましょう。