明日は他に約束がある I have an appointment tomorrow. – これは間違い!?

appointmentは専門家に会う「約束」のこと、普通の「約束」は「plans」と言う

今回は「約束」という英語について見ていきたいと思います。

「約束」と言う英単語を考えたときに「promise」を思い起こす場合が多いと思います。

確かに「promise」は「約束、約束する」と言う意味でいろいろな場合で使えます。

My father promised that he is going to buy me a birthday present.
父は誕生日プレゼントを買ってくれると約束した。

He broke his promise to give the book back to me within a week.
彼は一週間以内にその本を返してくれるという約束を守らなかった。

しかし、この「promise」はある物事について人と人があらかじめ取り決めをし、それを履行する予定のことを意味します
別の言い方をすると「誓約」という意味で使います。

それでは「(人に会う)約束」の英単語はなんでしょうか。

 

他に約束がある I have an appointment tomorrow.はX

人と「会う約束」というと「appointment」を思い出すかもしれません。

しかしこれも使い方が難しく、正しく使わないとネイティブの人には理解してもらえません。

「appointment」という単語は医者、弁護士、先生等のその分野の専門家に会う約束(予約)という意味で使われます。

ですから、友人から

”Can you see me tomorrow?”(明日会える?)と聞かれたときに

“Sorry, I can’t. I have an appointment tomorrow.”(ごめん、明日は約束があるんだ。)

このように答えるとネイティブの相手は、

“Are you going to see a doctor?” “Are you sick?”
病院にでも行くの? 体調が悪いの?

と返答されるでしょう。

もちろん実際に医者に行く予定がある場合は「appointment」を使います。

他に人に会う約束があったり、他に用事があると言いたい場合は、

I have other plans.

とか、簡単に

I have plans.

と言いましょう。
一つしか約束や用事がなくても、基本の言い方は「plans」にします。

ですので、「I have another plan.」は間違った言い方です。

I have other plans tomorrow.
あしたは別の約束(予定)があるんだよね。

と答えるとすぐにわかってもらえます。

また、「appointment」には少しかしこまったニュアンスがあります。
ですので「明日は友達と遊ぶ約束をしている。」と言いたい時も

I have an appointment to hang out with my friends.

のように言わないで、appointmentを使わず、

I have other plans tomorrow.

あるいは

I promised my friends that I would hang out with them tomorrow.

と言うほうが自然に聞こえます。

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