【英単語解説】court 「法廷」「裁判所」だけじゃない、「求愛する」の意味がある [音声付例文で発音も覚えよう]

「court」は「(~に)求愛する」「(~を)口説く」「付き合う」「交際する」という意味

「court」と言う単語を見てすぐに「法廷」「裁判所」と言う意味が浮かぶ人は英語の基本がわかっている人だと思います。

最もよく頭に浮かぶ日本語はテニスコートやバスケットボールコートのコートでしょう。

一歩進んで、「court」には他のいくつかの意味があるのですが、今回は「court」が「求愛する」「好感を得る」という意味で使われる場合をご紹介します。

「court」の意味と使い方

「court」は「(~に)求愛する」「(~を)口説く」「付き合う」「交際する」「好感を得る」という意味があります。

日本ではこの意味で使われることに馴染みがないと思いますが、ネイティブの人は普通に使っている言葉です。

「court」を使った例文

During the Victorian era, it was common for a man to court a woman by writing her love letters and visiting her family.
ヴィクトリア朝時代には、男性が女性にラブレターを書いたり、彼女の家族を訪ねたりして求愛するのが一般的だった。

They courted for over a year before he proposed marriage.
彼が結婚を申し込むまで、2人は1年以上求愛し続けた。

Courting rituals can vary greatly, but they all involve some form of expressing romantic interest and intentions.
求愛の儀式は実にさまざまだが、いずれも何らかの形でロマンチックな関心と意思が伴う。

Foreign leaders try to court* Trump before the inauguration.
就任式前に多くの外国首脳がトランプ氏に求愛しようとする(のご機嫌を伺う)。

*この「court」の意味と使い方は、特にビジネスや社会的な場面で、相手の支持や好意を求める行為を指す場合にもっとも適した言葉です。
「好感を得る」「好意を得る」という意味で、友人やビジネスパートナーとの関係を強化するために、親密さや信頼を築くことを求めています。

まとめ

courtというと「法廷」「裁判所」という意味で知っている人も多いと思いますが、文章や会話の中で「court」という単語が出てきた場合に「法廷」「裁判所」と訳すと意味が成り立たない時は「法廷」「裁判所」という意味以外の訳を考えなくてはなりません。
このようなことは英語で会話をする上でとても重要なことですので、皆さんも普段から単語の持つ意味をしっかり理解してください。

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