give it a try という表現を見かけることは時々あると思います。
今回はこの give it a try を解説したいと思います。
give it a try の意味と使い方
give it a try は慣用表現で、通常、それが成功するかどうか、あるいは効果的かどうかを確かめる意図で、何かを試みたり、引き受けたりすることを意味します。
躊躇していることや迷っていることに挑戦するよう促すときによく使われる。
このフレーズには、結果にかかわらず、実験や経験から学ぶことに対してオープンであるという意味が込められています。
give it a try の意味と会話例
日本語に訳すとすると「~を試してみる」とか「とりあえずやってみる」と訳すのがいいでしょう。
例文で使い方を見てみましょう:
会話例①
I’ve never played the guitar before. I don’t think I can do it.
今までギターを弾いたことがないんだ。できる気がしないんだけど。
Come on, give it a try! You might discover a hidden talent.
ほら、やってごらん!隠れた才能を発見できるかもしれないわよ。
会話例②
I’m not sure if I’ll be any good at painting.
絵がうまくなるかどうかわからないのよ。
You won’t know until you give it a try!
Everyone starts somewhere.
やってみないとわからないでしょ!
誰だってどこかで始めるんだから。
例文:
エミリーはディベート・クラブに参加することをためらっていたが、友人たちに、人前で話すスキルを向上させるためにやってみるよう勧められた。
give it a try の it は何を指しているのか
give it a try というフレーズでは、”it “という代名詞が、その人が試みることを勧められている活動、仕事、アイデア、機会を指しています。
基本的に、”it “は提案されている行動の主体が何であれ、そのこと自体を言っているということになります。
“it” の代わりに主体そのものを入れることもできます。
例えば
Give painting a try.
絵を描いてみよう。
この文では、絵を描くという行為を促しています。
また、
Give the new recipe a try.
新しいレシピを試してみてみては。
ここでは、その人が作るように勧められている新しいレシピを指しています。
Give meditation a try.
瞑想を試してみてよう。
この場合は、瞑想の実践を促しています。
いずれの文章でも、「give [something] a try 」は自然で慣用的な言い方で、新しいことに挑戦するよう促す時に使います。