「go through」の意味を完全マスター!「get through」との違いも!
英語学習をしていると、必ずと言っていいほど目にする「go through」。辞書を引くとたくさんの意味が出てきて、「結局、どう使い分ければいいの?」と迷ったことはありませんか?
実は、「go through」は「ある空間や状態を『最初から最後まで』通り抜ける」というたったひとつのコア・イメージさえ掴んでいれば、すべての意味を論理的に理解できるようになります。
1. 「中身をくまなく探る・調べる」
まず初めに、「探る」という意味です。単に「見る」のではなく、「中身を端から端までチェックする」「徹底的に確認する」というニュアンスで使われます。
- Did you go through my bag?(私のバッグの中を探ったの?)
- The police went through all his papers.(警察は彼の書類をすべてくまなく調べた。)
2. 「大変な状況を経験する」
人生の困難や試練を、最初から最後まで「通り抜けている」というイメージです。「ただ経験する」だけでなく、「耐え抜いている」という少し大変そうなニュアンスが含まれます。
- She went through a lot of hardships.(彼女は多くの困難を経験した。)
- I’ve been going through a tough time lately.(最近、辛い時期を過ごしています。)
3. 「書類などを確認する・説明する」
ビジネスシーンで非常に頻出する使い方です。「資料の最初から最後までを順番にチェックする」「相手に詳しく手順を説明する」という場面で使います。
- Let me go through the details.(詳細を確認させてください/説明させてください。)
- We need to go through the document one more time.(その資料にもう一度目を通す必要があります。)
4. 物理的に「通り抜ける」と「使い切る」
元々の意味である「物理的に通り抜ける」はイメージしやすいはずです。
- We went through the tunnel.(私たちはトンネルを通り抜けた。)
また、在庫や予算などが「最初から最後まで消費されてゼロになる」という文脈でも使われます。
- We went through all the money.(お金をすべて使い切ってしまった。)
【重要】「get through」との違いは?
よく似た表現に「get through」がありますが、イメージの違いを整理しておきましょう。
- go through:その過程を「経験する」「通り抜ける(プロセス重視)」
- get through:困難を「乗り越える」「終わらせる」「(電話などで)連絡がつく(完了・到達重視)」
We are trying to get through this tough time. (この辛い時期を乗り越えようと努力しています。)
まとめ
「辛い時期を経験している」ときは「go through」を使いますが、「困難を乗り越えてやり遂げる!」というときは「get through」がピッタリです。この2つを使い分けられると、表現がグッと自然になります。
いかがでしたか?「go through」と「get through」を使いこなせると、日常会話からビジネスシーンまで表現の幅が一気に広がります。まずは今日紹介したフレーズを、ぜひ音読して口に馴染ませてみてくださいね。
