皆さんは「grit」という英単語を聞くことはありませんか?
特に困難や障害に直面したときの情熱と忍耐力の組み合わせを指す言葉です。
この言葉は造語で、4つの単語の頭文字を繋げた言葉です。
gritの意味と使い方
gritは「気概」「意気込み」という意味です。
日本語に訳す場合にはいろいろな言い方がありますので、文脈に合った訳をすることが大事なことです。
gritは、以下の4つの要素を備えている必要があるということで、それぞれの頭文字を取って「GRIT」と呼んでいます。
Guts(度胸):困難なことに立ち向かう精神力
Resilience(回復力):逆境を跳ね返す根性
Initiative(自発性):自分で目標を見据える先見性
Tenacity(不屈):最後までやり遂げる粘り強さ
そしてこの能力は先天性であるばかりではなく、後天性で培える能力でもある、というのが一般的な考え方です。
gritを使った例文
Despite facing numerous rejections, she showed incredible grit and continued to pursue her dream of becoming a successful author.
何度も断られたにもかかわらず、彼女は信じられないほどの覇気を見せ、成功する作家になるという夢を追い続けた。
何度も断られたにもかかわらず、彼女は信じられないほどの覇気を見せ、成功する作家になるという夢を追い続けた。
The entrepreneur’s journey was marked by grit; she overcame financial difficulties and setbacks to build a thriving business.
この起業家の道程は豪胆無比よって特徴付けられる。彼女は経済的困難や挫折を乗り越えて、繁栄したビジネスを築き上げました。
この起業家の道程は豪胆無比よって特徴付けられる。彼女は経済的困難や挫折を乗り越えて、繁栄したビジネスを築き上げました。
Teachers often appreciate students who display grit, as it indicates a willingness to persist and overcome challenges in their academic pursuits.
教師はしばしば、意気込みを示す生徒を高く評価する。それは、学問の追求において、粘り強く困難を克服しようとする意志を示すものだからだ。
教師はしばしば、意気込みを示す生徒を高く評価する。それは、学問の追求において、粘り強く困難を克服しようとする意志を示すものだからだ。
まとめ
gritとは「やり抜く力」「粘る力」と定義されるもので、社会的に成功した人たちが共通して持っている能力として注目を集めています。