今回は、「by」「till」「until」の意味の違いと覚え方のコツについてです。
最も重要なのは「by」が「~までに」と訳す、ということと「till」と「until」は「~まで」と訳すということです。
この意味合いの違いを頭にいれてしまいましょう。
でも、「どの場面でどれを使えばいいの??」と非常にまぎらわしい単語ですよね。
でも安心してください。
これから紹介する「by」「till」「until」それぞれの持つ特徴をイメージとして掴めると、迷うことなく感覚で意味が掴めるようになってきます。
というわけでさっそく紹介していきます!
意味の違いは「by」と「till」「until」に分かれる
「by」は「〜までに」と日本語訳ができると最初でもお話しましたが、「till」「until」の2語は「まで」と訳します。
「by」と「till、until」では表現できる意味が違います。
そして「till」と「until」はほぼ同じ意味で使うことができます。
このポイントを押さえれば、あとはそれぞれの単語の表す特徴と使い方を覚えてしまえば、大丈夫です。
byの意味と覚え方のコツ
例えば、”仕事を明日までに終わらせなければいけない”という時のこの「までに」がbyで表現できることになります。
つまり、期限を区切るような意味で動詞が表すことの終了する時点を表す前置詞です。
例文として
I have to finish my job by tomorrow.
(私は自分の仕事を明日までに終わらせなければならない)
I will be there by 10.
(10時までに行きます)
ここでbyの代わりにtillやuntilを使ってしまうと、
I will be there till 10.
(10時までいます=10時過ぎたらいません)
というように「by」と「till」では大きな違いが出てきます。
byは「〜までに」という「期限を区切る場合」に使う単語だと覚えるとイメージしやすいです。
till, untilの意味と覚え方のコツ
tillとuntilでは、ほぼ同じ意味として使われます。
「〜まで」継続している期間を表します。
例えば、旅行に行って明日までアメリカにいるよ、と言いたい時にはtill, untilを使います。
英訳すると
I’m going to stay in New York until tomorrow.
(明日までアメリカにいるつもりです)
他に、
The store is open until 9 everyday.
(その店は毎日9時まで開いています)
継続した動作の期間の「〜まで」という意味になります。
tillとuntilの使い分けの違いは?
tillとuntilはどう使い分けできるかというと、基本的にはtillとuntilと比較してフォーマルに使われるのがuntilです。
でも、最近ではその境界線がなくなってきているようですのでどちらを使っても大丈夫です。