分かるようでわからない “I got it.” と “You got it.”

"I got it." と"You got it." の違いと使い分け

“I got it.” と “You got it.” という2つの文はわかるようでわからないというモヤモヤを感じている人はいませんか?

“I got it.” が「わかった」という意味なのは知っている人が多いと思います。
しかしネイティブは「了解」という意味で “You got it.” ということもあります。
“I got it.” も “You got it.” もどちらも「了解」を意味しますが、ニュアンスが違うためシチュエーションによって使い分けが必要です。

今回は “I got it.” と “You got it.” の違いをしっかり解説します!

“I got it.” と”You got it.” の違いと使い分け

I got itの使い方

“I got it” は相手の言ったことが「理解できた」ときに使います

A: This is how to use it. Okay?
こうやって使うんだよ。わかった?
B: I got it.
なるほど。

A: We’re meeting at 9 tomorrow morning.
明日の朝9時集合だからね。
B: I got it.
了解。

“I got it” は言い換えれば “I understand” とか “Okay”と言い換えることができます。
ニュアンス的には “I got it.” はカジュアルな感じで、”I understand.” はちょっと丁寧な感じです。

また、電話が鳴った時に “I got it.” “I get it.” “I’ll get it.” と言って自分が率先して電話に出たり、ドアベルが鳴った時に「わたしが出るからいいよ」という時にも使います。

“I” を省いて “Got it” ということも普通に使います。

アメリカのドラマでよく見るシチュエーションですね。

You got it の使い方

“You got it” は相手の依頼や頼み事に対して承諾するときに使います。

A: Can you get this done by tomorrow?
これを明日までにやっといて。
B: You got it!
了解!

A: What would you like to drink?
お飲み物は何になさいますか?
B: We’ll have 2 beers, please.
ビールを2つお願いします。
A: You got it.
はい。

友達・同僚・上司など関係を問わずに使われます。
また2番目の例文はレストランなどのシチュエーションで、ウェイター・ウェイトレスが注文を受ける際にも “You got it” を使います。

まとめ

これらの二つの言い方は似ているのですが、使い方を間違わないようにするのが肝要です。

 

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