今回は「in different leagues」の解説です。
in different leaguesの意味と使い方
in different leaguesあるいはin a different leageは、スキル、能力、品質、パフォーマンスなどの点で同じレベルにない、あるいは大きく異なる2つ以上の物事や個人を比較する際に使われる慣用表現です。
基本的には「be in different leagues」のように「be動詞」と共に使われる場合が多いですが、文脈によってはそうではない場合もあります。
以下は「in different leagues」を使った例文です:
When it comes to soccer, Messi and Ronaldo are in different leagues in terms of goal-scoring ability.
サッカーに関して言えば、メッシとロナウドはゴールを決める能力において(他の選手とは)次元が違う。
サッカーに関して言えば、メッシとロナウドはゴールを決める能力において(他の選手とは)次元が違う。
》決める技術という点では他の選手とは一線を画すほど別格であることを意味しています。
(*注)両選手の所属チームが違う、ということを言っているわけではありません。
The two companies are in different leagues when it comes to customer service. Company A provides top-notch support, while Company B is notorious for its poor service.
顧客サービスに関しては、両社は全く異なるサービス精神を有する。A社は一流のサポートを提供するが、B社はサービスの悪さで悪名高い。
顧客サービスに関しては、両社は全く異なるサービス精神を有する。A社は一流のサポートを提供するが、B社はサービスの悪さで悪名高い。
》この場合、2社を比較することで、顧客サービスの質に大きな差があることを浮き彫りにしています。
The economic challenges faced by developing countries are in a different league compared to those of developed nations.
発展途上国が直面する経済的課題は、先進国が直面するそれとは次元が違う。
発展途上国が直面する経済的課題は、先進国が直面するそれとは次元が違う。
》ここでは、発展途上国と先進国の経済的課題における著しい格差を強調するためにこのフレーズが使われています。
次の例文は「different」という英単語がありませんが、これも同じ範疇のイディオムです。
Her talent as a pianist puts her in a league of her own; no one else in our music school even comes close.
彼女のピアニストとしての才能は他の追随を許さないもので、私たちの音楽学校では誰も彼女に及ぶ人はいない。
彼女のピアニストとしての才能は他の追随を許さないもので、私たちの音楽学校では誰も彼女に及ぶ人はいない。
》ここでは、ピアニストの類まれな才能を強調し、彼女が他の人よりもはるかに優れており、その卓越性において誰も彼女以上の人はいない、という意味です。
まとめ
「in different leagues」あるいは「in a different league」は、他者との主体間の質、スキル、パフォーマンスのかなりの差を強調するために使われ、それらが同じレベルや同じカテゴリーにないことを強調しています。