英語でよく見る「倒置法」の意味と使い方 5分で完全理解できる!

How to use inversion in English grammar

英文法における倒置法とは、文中の主語と動詞の語順を逆転させることをいいます。

質問、条件法、特定の文の導入部など、特定の状況でよく使われます。
ここでは、さまざまなタイプの倒置の例を紹介します

倒置の文は難しく考えがち、だから慣れが必要

それぞれの文で倒置が起こる例を見てみましょう。

疑問文の倒置

You are going to the party.
あなたはパーティーに行くのですね。

Are you going to the party?
あなたはパーティーに行きますか?

これは簡単!と思いましたか?
これも倒置文です。
主語と動詞を逆に置くことによって「疑問文」となっています。

条件付き倒置(”should “付き)

If I win the lottery, I will travel the world.
もし宝くじが当たったら、私は世界中を旅するつもりだ。

Should I win the lottery, I will travel the world.
もし宝くじが当たったら、私は世界を旅することになるだろう。

否定語が文頭にくるとき

I have never seen such a beautiful sunset.
こんなに美しい夕焼けは見たことがない。

Never have I seen such a beautiful sunset.
こんなに美しい夕焼けは見たことがない。

副詞句の倒置

Out of nowhere, a car appeared.
どこからともなく、車が現れた。

Out of nowhere appeared a car.
どこからともなく、車が現れた。

否定表現の後の倒置:

She not only studied but also practiced.
彼女は勉強だけでなく、練習もした。

Not only did she study, but she also practiced.
彼女は勉強しただけでなく、練習もした。

“So”  “Nor” が文頭にくるとき

He is very upset. ー So am I.
彼はとても気が動転していますー 私もそうです

肯定文を受けて「〜も〜です」といいたいときには「So+使われた動詞(変形させるのを忘れずに)」を使いましょう。

He went the library yesterday. ー So did I.
彼は昨日、図書館に行った。ー 私もです!

She didn’t see anyone, nor did she hear it.
彼女は誰も見ていないし、何も聞いていない。

倒置法は、文中の特定の要素を強調したり、よりフォーマルな文体や文学的な文体を作るために使用されます。
また、より簡潔でインパクトのある文章を形成するのにも役立ちます。

難易度が高く感じる倒置表現ですが、パターンを押さえることで苦手意識を克服することができるでしょう。
倒置法をしっかりと理解すれば、よりネイティブらしい表現に近づくことが可能です。

倒置法を理解し、正しく使うことで、あなたの英語力を高め、より多彩な文章を作ることができますし、TOEICや英検でのテストでも必ず点数があがります。

 

 

 

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