“It’s down to you.”と “It depends on you.” 違いはある? 使い方は?

"It's down to you."と "It depends on you."はどちらも「あなた次第」と言う意味

“It’s down to you.”と “It depends on you.”は似たような意味ですが、少し違った文脈で使われます。

“It’s down to you.”と “It depends on you.”の意味と使い方

“It’s down to you.”と “It depends on you.”はどちらも「あなた次第だ」と訳すことができます。

しかし、この二つのフレーズには微妙に異なった意味や使い方があります。

それぞれのフレーズごとに見てみましょう。

“It’s down to you.” 

このフレーズは、責任や最終的な決定が相手にあることを意味します。
結果がその人の行動や選択に基づいていることを強調します。
そして、結果に対する責任や説明責任があるということを含んでいる場合があります。

例文で理解を深めましょう

The success of this project is down to you. You’ve got the skills and experience to make it happen.
このプロジェクトの成功はあなた次第です。あなたにはそれを実現するスキルと経験がある。

It’s down to you to make the final call on the design. We trust your judgment.
デザインを最終決定するのはあなたです。私たちはあなたの判断を信頼しています。

Whether the event is a success is down to you and your team’s hard work.
イベントが成功するかどうかは、あなたとあなたのチームの頑張りにかかってます。

“It depends on you.”

このフレーズは、結果や状況が、相手の行動や決断、好みによって左右されることを意味します。
その人の選択によって結果が左右されることを強調します。
ですので、結果に対しての責任というものを含んではいません。

例文で理解を深めましょう

Whether we go to the beach or the mountains for vacation depends on you. What do you prefer?
休暇に海に行くか山に行くかはあなた次第です。どっちがいい?

The meeting time depends on you. When are you available?
ミーティングの時間はあなた次第です。いつがいいですか?

The flavor of the cake we order depends on you. Which one would you like?
注文するケーキの味はあなた次第です。どれがいいですか?

まとめ

“It’s down to you.”は結果に対しての責任や手柄を与えるのに対し、”It depends on you.”は結果がその人の好みや選択によって左右されることを意味しますので、これらの違いを理解して使い分けましょう。

同じような意味で「It’s up to you.」というフレーズもありますが、このフレーズの解説は下記のページで詳しく説明しています。

 

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