みなさんは joke という単語は知っていると思います。
joke は日本語にもなっていますよね。
発音は[ジョーク]ではなく[dʒóuk]で[ジョウ(ク)]です。
最後のクはほとんど音として口から出ない感じで発声します。
今回はこの joke の意味と、”around” が付くのはどうしてか、を解説します。
joke around の意味は?
joke around の意味
“joke around” は「冗談を飛ばす」、「ふざける」、「からかう」、「悪乗り(悪ふざけを)する」という意味です。
“joke around” は口語的な表現で、遊び心や軽妙なユーモアを交えることを表現しています。
以下は “joke around “を使った例文です:
We like to joke around in the office to relieve stress during busy times.
忙しい時のストレス解消に、オフィスで冗談を言い合うのが好きなんだ。
Whenever we get together, we can’t help but joke around and share funny stories.
私たちは集まるといつも冗談を言い合い、面白い話を共有せずにはいられない。
She has a great sense of humor and loves to joke around with her friends.
彼女はユーモアのセンスがあり、友人と冗談を言い合うのが大好きだ。
around が付いているのはなぜ? 特別な意味がある?
joke around という表現では、”joke”の後に “around”という単語を付け加えることで、ユーモアの形式ばらない、カジュアルで遊び心のある性質を強調するニュアンスがでます。
厳密に必要というわけではありませんが、”around”を加えることで、ユーモアが深刻に受け取られることを意図しておらず、軽快な雰囲気を作り出すことを意図しているという考えを伝えることができるのです。
ですので、この場合の “around” は特別に意味をもっているわけではありません。
例えば”joke around”、”mess around”、”fool around”のようなフレーズで”around”を使うのは、英語では一般的な慣用句で、ネイティブの人は無意識にこの”around”を入れているのです。
このことによって、リラックスして、カジュアルに、深刻さを与えないという感覚で話しているのです。
日本語でも「ちょっと行ってくる」というのと、「行ってくる」という行為は同じですが、「ちょっと」を付け加えるだけで会話が軽くなって、カジュアルな言い方になっていますよね。
日本人がこの「ちょっと」を意識しながら言っていることはないはずで、無意識に付け加えているのと同じ感覚です。
もちろん、”around”をつけずに “joke”だけを言っても、意味はほとんど違う事にはなりませんが、”around”をつけることで、会話の軽さとカジュアルさが加わります。
まとめ
“joke around” は “joke” と同じ意味ですが、その聞こえる感覚は少し異なっています。
“around” を入れることで会話の軽さやカジュアルさを表現しています。