英語でコミュニケーションを上手にとるためには、話す機会は必ず必要です。
いくら文章を覚えても話す機会がなければスピーキングの力はつきません。
無料で英会話が実践できるアプリ「Meetup」をご紹介します。
英語は「インプット」したら必ず「アウトプット」を実践しよう!
私が高校生時代に上野公園で外国の観光旅行者の方に話しかけて練習したことをお話しました。
この機会は自分にとってとても有意義なものだったと思います。
とにかくアウトプットが必要だと肝に銘じて
直接会って英語を話す機会を持とう
私が英語に興味をもった高校生時代は、現在のようにインターネットなどない時代でしたから、話すという機会を得るためには英会話学校に通うというのが唯一の方法でした。
有名な英会話学校に通ったこともありましたが、生徒が30人ぐらいいて先生が1人という授業は自分にはまったく合っていないと感じたので3カ月でやめました。
先生と話すというチャンスがほとんどなかったのです。
なかには積極的に質問したりしている生徒もいましたが、やはり周りに人がたくさんいるという環境のなかで、ほとんど英語が話せない自分は英語で質問をする勇気がなかったです。
大学時代に入ってから私は輸入品を多く販売しているスーパーマーケットにアルバイトとして働き始めました。
そこはお客様はほとんどが外国人で、そこで私はお客様と会うたびに簡単な英語で話しかけて親しくなって、その後は話す機会を絶やさないようにしていました。
親しくなったお客様の家に招かれたりして話す機会が増えました。
このような時にもアルバイトの前日に[明日はこの文章を話そう]とか決めて、新しい英語の文章をいくつか覚えて話すようにしていました。
こうして私はインターネットがない時代に「英語を話す」機会をいろいろ考えて持つようにしていました。
英語に興味を持ったからできたのです。
現在はこんなことをしなくても簡単に「英語を話す」機会を持つことができる環境がうらやましいです。
無料でマンツーマンで英語を話す機会を持つために
「Meet Up」というのは、インターネットを通じて地域の似たような興味を持っている人が日本人でも外国人でも参加でき、同じような興味を持っている人との交流をすることができるソシアル・アクティビティ・プラットフォームです。
日本に住む外国の人達や日本人が興味のあるアクティビティに参加して、自由に話してコミュニケーションをとることができます。
実際に参加者が集まって共通の話題を話すというアクティビティになります。
無料で誰でも登録して利用できるものです。
自分に興味のある分野での集まりに参加するのですから、話す内容には困らないでしょうし、事前に興味のある分野の英単語を覚えてから参加することで一層の会話力を発揮できるでしょう。
アクティビティの中には集まる場所の費用やおやつ代を賄うために主催者が500円づつ集めたり、飲み会やコーヒーショップでの集まりの場合は自分の分の実費は払う必要があるのは言うまでもありません。
私は15年ぐらい前からあるミーティングに参加していました。
30人ほどの参加者の中で日本人と外国人はだいたい半々です。
場所は主催者(ホスト)の自宅でボランティアで場所の提供をしてくださっていました。
ホストがスナックや飲み物をたくさん用意してくださっていて、スナックを食べながら楽しく話ができます。
日本人の参加者はだいたい初級者から中級者ぐらいで、外国の方の参加者はアメリカ人、オランダ人、メキシコ人、台湾人といろいろです。
このMeet Upでは様々なジャンルのアクティビティがあって、語学のみならず、スポーツ、ヨガ、ハイキング、お花、飲み会等とにかく多くの種類のグループがありますので、興味のあるアクティビティがあったら参加してみてはどうでしょうか。
各アクティビティには細かな内容説明が書いてありますので、自分に合いそうだなというアクティビティが必ず見つかると思います。
英語にまだ自信のない人は日本語での説明もありますので大丈夫です。
ホスト役の方がいろいろ気を使ってくれて、うまく中に入っていけないような人がいたらその人が話せるような環境を作ってくれたりもします。
英会話に慣れていない人は、Meet Upに実践的に参加できるようにする為に次の事は参加する前に準備しておいてください。
簡単な自己紹介をする英文を暗記してから参加する
簡単な英語を使えば大丈夫。
外国の方は話相手が何をしているのかにとても興味を持っています。
例えば職業を言う場合でもその職場で何をしているのか、を尋ねてくるでしょう。
学生なら何学部で何を学んでいるか、とか細かく聞いてきたりします。
そしてそのあとに少し付け加えるともっといいですね。
赤下線の部分は発声しないほうが英語らしくなりますよ。
発音しないと発声しない、とは違いますので注意してください。
例えば、studentでは最後の「t」は実際には舌の先を上あごに軽く当てて息を吐くようにする時に出る音ですが、こんなことを気にしていたら話ができないので、tは発声しないくてもいいんです。 「スチュデン」で大丈夫です。
I am a university studentと言いたいときに「私は大学の」と言っていますので、「スチュデン」と発声すればネイティブの人にはstudentと聞こえますし、英語らしくなります。