【英語イディオム解説】not cut out forの意味と使い方

not cut out for for~は「~に向いていない」という意味

今回は「not cut out for」です。
ごく簡単な単語で作られているイディオムですが、訳すとなるとなかなかすぐ思いつかないかも知れませんね。

not cut out forの意味

not cut out for for~は「~に向いていない」という意味の慣用句です。

ある人が特定の任務、仕事、役割、活動に向いていない、または適していないことを示すために使われる慣用表現です。
その人がその特定の状況で活躍するために必要なスキルや能力、気質が欠けていることを示唆している場合に使われます。

「not cut out for」を例文で使い方を見ていきましょう:

Despite his best efforts, John realized he was not cut out for a career in sales because he was too introverted to handle constant social interaction.
ジョンは最善を尽くしたにもかかわらず、内向的で人付き合いが苦手なため、営業職には向いていないと悟った。

Sarah discovered that she was not cut out for the fast-paced world of entrepreneurship; the stress and uncertainty were too overwhelming for her.
サラは、自分が起業というペースの速い世界に向いていないことに気づいた。

The rigorous training and discipline of the military proved too challenging for Mark, and he soon realized he was not cut out for a career in the armed forces.
軍隊の厳しい訓練と規律はマークにとってあまりにも厳しいものであり、彼はすぐに軍隊でのキャリアに向いていないことを悟った。

Although she had dreams of becoming a professional dancer, it became evident that Emily was not cut out for ballet due to her lack of flexibility and coordination.
エミリーはプロのダンサーになる夢を持っていたが、柔軟性や協調性に欠けるためバレエには向いていないことが明らかになった。

まとめ

「not cut out for」というフレーズを使うことによって、その人がその役割の要求に対する限界や不適性のために、言及された役割や活動に適していないことを伝えていることがわかります。

「not」を省いて「be cut out for」と言うと、「~に適している」という意味になります。

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