日本ではよく聴く「Oh my god!」という感嘆詞は良く知られていると思います。
「オーマイガー!」なんて若い人が言っていますよね。
SNSや私的なメールのなかではよく「OMG]と略されて書かれたりします。
しかしもう一つ別の言い方があります。
それが「Oh my gosh」という言い方です。
意味することはまったく同じですが、その奥にある意味は少し違っています。
“Oh my god”と “Oh my gosh”はどちらの表現も驚き、驚愕、狼狽を伝えるために使われます。
ですので日本語の意味としては状況によっていろいろと訳すことができます。
今回はこの”Oh my god”と “Oh my gosh”、そしてもう一つ同じ意味を持つ”Oh my goodness”の違いについて解説していきます。
「Oh my god」「Oh my gosh」「Oh my goodness」の違い
Oh my god
この表現は “God”という単語を使っていて、これは宗教的な意味合いを持つ場合があります。
特に宗教的な場やフォーマルな場では、人によってはより強烈に感じたり、不快に感じたりする可能性がある表現です。
敬虔なキリスト教徒の方はこの表現を嫌う人が多いです。
軽々しく「God」という言葉を使うことに抵抗感があるからです。
最近の英語圏ではこの表現はだいぶ使われなくなってきているようです。
Oh my god, this traffic is driving me crazy!
なんてことだ、この渋滞は私をイライラさせる!
Oh my gosh
この表現は、”God”よりも穏やかな表現で、驚きや苛立ちを表現する時に、宗教的な言葉を避けたい場合や不快感を与えない表現として使われます。
“God”が宗教的な意味合いを含んでいることから、この宗教的な意味合いを持たないように、発音が似ている”gosh”が使われるようになりました。
Oh my gosh, I forgot to turn off the oven before leaving the house!
大変だ、家を出る前にオーブンのスイッチを切り忘れた!
Oh my goodness
“goodness”と言う単語自体の意味は「善良」とか「良きもの」という意味です。
しかし、”Oh my goodness”と言う時は本来の意味はなく、”Oh my god”と “Oh my gosh”と同じ意味になります。
Oh my goodness, I can’t believe I won the lottery!
まさか、宝くじが当たったなんて信じられないよ!
まとめ
“Oh my God”は文字通り宗教的なニュアンスを含むことがあります。
一方、”Oh my gosh”や”Oh my goodness”はより穏やかな表現で、幅広い文脈に適しています。