【英語イディオム解説】rain check の意味と使い方 [音声付例文で発音も覚えよう]

「rain check」のもともとの意味は「雨天順延券」、「延期」、「またの機会」という意味

“rain check” とは、スポーツ、特に野球の世界に由来する慣用表現で、日常会話にも多く使われています。

rain check の意味と使い方

「rain check」は「雨天順延券」、「延期」、「またの機会」という意味で、日常会話で使われる慣用句です。

招待や申し出を受けたときに、今はそれを丁重に断って、後日それを受け入れるつもりであるという場合に使われる言い方です。

日本語に訳す時はなかなかしっくりいく訳がありませんので、文脈によって適切に訳す必要があります。

会話例① 友人から今夜映画に誘われている

Hey, we’re all going to watch a movie tonight.

Would you like to join us?

ねぇ、今夜みんなで映画を見に行くんだ。一緒にどう?

I appreciate the invite, but I can’t make it tonight.

Can I take a rain check and join you next time?

誘ってくれてありがとう、でも今夜は行けないの。

今度行きたいからまた誘ってくれる?

 

会話例② 悪天候のためテニスの親善試合を延期する

Looks like rain is coming.

Should we reschedule our tennis match?

雨が降りそうだね。テニスの試合を延期する?

 

 

Definitely, let’s take a rain check on the match and

try again when the weather clears up.

そうだね、試合は雨天順延ってことで、晴れたらまたやろう。

 

会話例③ 友人からの夕食の誘いを断る

I’m cooking a special dinner this Saturday.

Care to join us?

今度の土曜日に特別なディナーを作るのよ。一緒にどう?

 

That sounds wonderful, but I’ve already made plans for this weekend.

Can I take a rain check for the next time you have a dinner gathering?

すてきネ、だけど今週末はもう予定が入ってるのよ。

また今度ディナーの集まりがあるときに、参加させてもらっていい?

まとめ

上記の例では、正当な理由で申し出や招待を断っていますが、将来的に予定を変更したり、申し出を受け入れたりすることに関心があることを表しています。
rain check という用語は、(野球の試合が雨で延期になるように)不利な条件のために何かを延期する一方で、後でそれを実現する意思を示している、ということを比喩的に使われます。

Why don’t you join us? It’s so much fun to speak English.
Don’t waste your time. Try it now!

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