今回は”recognize“、 “distinguish” そして “be aware of” の三語(語句)を解説します。
これらの単語は日本語にするとどれも同じような意味になることがありますが、使い方や意味にちょっとした違いがあります。
ちょっと難しい英語になりますが、リスニングにもスピーキングにもよく出てきますのでここで解説します。
それぞれの基本的意味
それぞれの単語の基本的な意味を例文で理解しておきましょう。
【recognize】
識別する、見覚えがある、見分けがつく
・I recognized her as soon as I saw her.
私は彼女を見てすぐに気が付きました。
・I can recognize him even in a crowded place.
私は人ごみの中でも彼を見分けることができる。
認める、受け入れる、評価する
・I recognized that he is worth to be awarded the first prize.
私は彼が優秀賞を受賞する価値があると認める。
認定する, 認可する
・The Ministry of Education officially recognized ABC university as the new educational institution.
文部省はABC大学を公式に新しい教育機関として承認した。
【distinguish】
AをBと区別する[見分ける・鑑別する]と言う場合はfromを使い、
distinguish A from B と記述します。
違いが分かる、区別する、見分ける
・I cannot distinguish her from her younger sister.
私は彼女と彼女の妹を区別できない。
気付く、認める
・It is important to distinguish good from evil.
善悪に気付くことが重要だ。
目立たせる、際立たせる、特徴がある
・His beard distinguishes himself.
ひげが彼の特徴だ。
【be aware of】
“aware” の意味からまず見ていきましょう。
この単語は形容詞で「気付いて、知って、認識のある」という意味になります。
名詞は “awareness” です。
形容詞ですのでこの単語を使う場合は「be動詞」が必要になることを覚えていてください。
一般的に”be aware of ~” という形で使われますが、”be aware that ~” という形で使うこともあります。
~を知っている、~が分かっている
・He must be aware of the danger.
彼は危険を知っているはずだ。
気づいている
・You must be aware (of the fact) that he’s sweet.
あなたは彼がやさしいという事に気づいているはずだ。
まとめ
「recognize」、「distinguish」 そして「be aware of」は意味は似ていますが、ちょっとした違いがありますので、文脈に合った訳を心掛けてください。
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