「ring a bell」というフレーズは、たとえ詳細までは思い出せなくても、何か聞き覚えがあったり、何かを思い出したりするときに使われる慣用表現です。
「それがベルを鳴らす」ではないので、この正しい意味を解説します。
ring a bellの意味と使い方
「That rings a bell」の意味は「それでピントくる」とか「聞き覚えがある」という訳が適切でしょう。
例えば、
会話例①
A: Do you know John Smith?
ジョン・スミスを知っていますか?
A: Do you know John Smith?
ジョン・スミスを知っていますか?
B: The name does ring a bell. He is my ex-coworker.
名前に聞き覚えがある。彼は私の元同僚だ。
会話例②
A: Have you ever been to the restaurant downtown called “Miller’s”?
ダウンタウンにあるミラーズって言うレストランに行ったことある?
B: It sounds familiar; it might ring a bell, but I can’t be sure.
それなら知っているかも。名前でピンときたけど確かじゃない。
例文③
I can’t remember her face, but when I heard her name, it definitely rang a bell.
顔は思い出せないけど、名前を聞いてピンときた。
まとめ
“rings a bell “というフレーズは、必ずしも言及されている事柄について完全な記憶や理解を持っていなくても、頭のどこかに記憶している事が浮かんでくるという使い方になっています。
すなわち「聞き覚えがある」とか「ピントきた」という意味で使われるフレーズです。