英語で「言う」を表す際、sayとtellの2つの表現があります。
どちらも同じ意味で中学英語で習う簡単な単語ですが、この2つの重要なニュアンスの違いがあります。
“say” と “tell” は何が違うのか
“say” も “tell” もどちらも情報を伝えるための動詞ですが、その使われ方はかなり異なります。
“say” と “tell” の主な違い
“say” と “tell” の主な違いは、”say” が話し言葉やフレーズを報告するのに使われ、目的語(人)が必要ない、というのに対し、”tell” は誰かに伝えたいメッセージや情報を報告するのに使われるので目的語(人)が必要ということです。
“say” の例文
“She didn’t say anything to me.”
彼女は私に何も言いませんでした。
“He said goodbye.”
彼はグッバイと言った。
“She said that she loved me.”
彼女は私が好きだと言った。
上記のように “say” を使う場合は、その単語の後に目的語(話しかけられた人)は存在しません。
“tell” の例文
“I told him about the meeting.”
私は彼に会議のことを話した。
“He told me that he was hungry.”
彼はお腹が空いたと私に言った。
”Please tell me more about that.”
それについて私にもっと話してください
上記のように “tell” を使う場合、その単語の後に目的語(話しかけられる人)を含めなければなりません。
まとめ
今回は、sayとtellの違いや使い方についてのお話でした。
まとめてみると次のように言うことができます。
- say=何かの言葉を口から発声する
- tell=何か人に内容を伝える
ということになります。