[英語イディオム解説] be born with a silver spoon in one’s mouthの意味は?

be born with a silver spoon in one's mouthは裕福な家に生まれる、と言う意味

英語のイディオムには実に面白い慣用句がたくさんありますが、この慣用句もその一つです。

今回はこのイディオムを解説します。

be born with a silver spoon in one’s mouthの意味

be born with a silver spoon in one’s mouthを直訳すると「銀のスプーンを口にくわえて生まれる」という訳になってしまいますが、これではなんのことだかさっぱりわかりませんよね。

このイディオムの意味は

「裕福な家に生まれる」「金持ちの家に生まれる」という意味なんです。

一般的に、誰かが裕福な家庭や恵まれた家庭に生まれたことを指し、成功や繁栄のために努力する必要がなかったことを示唆しています。

He was born with a silver spoon in his mouth, never have to worry about financial hardship.
彼はお金持ちの家に生まれたので、お金の心配をする必要はまったくない。

beの部分をgrow upに代えてみる

beの部分をgrow upに代えると、

He grew up with a silver spoon in one’s mouth.
彼は裕福で何不自由なく育った。

という意味になります。

silver spoonは「富」「富裕」という意味

silver spoonという言葉には「富」「富裕」という意味がありますので、例えば次のように使うこともできます。

She’s accustomed to a life with a silver spoon, so she finds it challenging to relate to people from more modest backgrounds.
彼女は富裕な生活に慣れているため、もっと質素な背景を持つ人々と関わることに困難を感じている。

Having a silver spoon can open doors, but it’s what you do with those opportunities that truly matters.
資産を持っていることで扉は開かれるかもしれないが、本当に重要なのはその機会をどう生かすかだ。

Even though he inherited a fortune, he believes in working hard and not solely relying on the benefits of a silver spoon.
彼は財産を受け継いだとはいえ、裕福さの恩恵だけに頼らず、懸命に働くことを信条としている。

まとめ

以上、silver spoonの意味を解説しました。
銀製の食器は非常に高価なものですので、それを持っていることが「裕福」の象徴としての意味になったのでしょう。

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