[英語イディオム解説] so-called 「いわゆる」だけど、その奥にある意味は?

so-calledは「いわゆる」の意味

疑いや懐疑を表したり、使用されている用語から距離を置いたりする場合によく使われます。

「so-called」の意味とこの言葉に含まれる概念は

so-calledの意味

日本語では「いわゆる」という意味になります。

so-calledという表現は、ある用語やラベルが何かを説明するのに一般的に使われるのですが、そのものの本質を正確に反映していない可能性があることを示すために使われます。

簡単にいうと、「実際にはそうではないかも知れないのだけれど、一般的には言われている」という意味が含まれています。

下にso-calledを含んだ英語の例文を示します。

①The so-called “experts” couldn’t provide a satisfactory explanation for the phenomenon.
いわゆる “専門家 “たちは、その現象について納得のいく説明をすることができなかった。

②The restaurant boasted about its so-called “world-famous” burger, but I found it quite ordinary.
そのレストランはいわゆる「世界的に有名な」ハンバーガーを自慢していたが、私はごく普通のものだと感じた。

so-calledに似た英語表現は

そのことが実際にそうである、と言いたい時は日本語だと「いわば」「言ってみれば」という表現があります。
これを英語にした場合は下記のように言うことができます。

He is what is called a genius.
彼は言ってみれば天才肌と言われる人です。

この場合はheとa geniusは同格です。

まとめ

人々が一般的にそう呼んでいるけれど、実際にはそれほどでもないかも知れない、という意味で「so-called(いわゆる)」は使われます。
例えば、上記①の例文は、誰かが「いわゆる専門家は、納得のいく説明をすることができなかった」と言った場合、その人は「専門家」と呼ばれる人が実際には専門家ではないかもしれない、あるいはその人の専門性に疑問を抱いていることを暗に示している、ということです。

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