submarine と submersible は同じ意味で使われることが多いのですが、それぞれ意味が異なり、異なる種類の水中船舶を指します。
時にこの2つは略して “sub” と書かれます。
Search teams race to find the sub.
潜水艦(潜水艇)を探すために捜索隊が急ぐ
今回はこの2つの英単語をとりあげてみます。
submarine と submersible の違いは何?
submarine
“submarine” は、水中で長時間活動するように設計された海軍の船舶の一種で、「潜水艦」と訳されます。
かつてのビートルズが歌った “Yellow Submarine” という曲がありました。
一般に大型で自走式、乗組員やさまざまな武器や装備を搭載することが可能です。
戦争や監視などの軍事目的だけでなく、科学的な研究や探査にも使用されます。
潜水艦はかなりの深さまで潜ることができ、水中での長距離移動が可能です。
また、推進力、航行、生命維持、通信などの高度なシステムを備えています。
submersible
“submersible” は、水中で活動するために設計された小型の船舶で、「潜水艇」と訳されます。
通常、科学研究、水中探査、または深海探査、石油・ガス探査、水中写真撮影などの商業目的で使用されます。
大型の支援船に搭載されるか、または支援船から展開され、大深度まで潜行することができます。
水中環境からデータを収集するためのカメラ、センサー、科学機器などが搭載されていることが多いようです。
まとめ
“submarine” は、主に軍用に使用される大型の有人船であり、”submersible” は、科学研究、探査、商業目的に使用される小型でしばしば無人の船(最近は有人の場合もある)の事をいいます。