“Thanks for having me” という表現はテレビでコメンテーターやゲストがよく使う表現です。
日本語に直訳すると「私を持ってくれてありがとう」となってしまって、とても違和感のありますよね。
まぁ、英語の表現を日本語に直訳すると、わけのわからない意味になったりする場合はいくらでもありますね。
今日はその一つである “Thanks for having me” について解説します。
“Thanks for having me” の意味は?
どの単語も超簡単なものばかりですが、このように簡単な単語を使った英語表現を訳す場合にうまく訳せない場合が多いと思います。
これを日本語に訳す場合に2つの場面に分けて見てみるといいかもしれません。
一つは冒頭にも書きましたが、テレビでコメンテーターやゲストが言う場合で
「お呼びいただいてありがとうございます。」
と訳すのがよくあてはまると思います。
もう一つの場面は、友人や知人の家に招かれた場合に使われます。
「お招きいただきありがとうございます。」
と訳すとちょうどいいですね。
親しい友人同士で友人の家に遊びに行った場合には、この表現は少しあらたまった感じが出ますので、使いません。
この表現は、招かれた家を去る場合にも使えます。
「どうもご馳走さまでした。」
「ご馳走さまでした」という日本語に相当する英語表現がないので、”Thanks for having me” が「ご馳走さまでした」に相当する表現と言えます。
“me” の部分は、例えば家族が招かれた場合は
“Thanks for having us” となります。