That is not the case.というフレーズは比較的多く見聞きしますが、日本語に訳した場合にすっきりと訳せないことはないでしょうか。
今回はこのThat is not the case.についての解説です。
That is not the case.の訳し方
「case」という単語にはたくさんの意味があり、訳す時に混乱する単語の一つです。
ざっと採り上げてみても、
場合、事例、問題、症状、真実、真相、状態、訴訟、事件、該当
とあり、一般的な意味から、医療関係、法律関係にまで及んでいます。
That is not the case.の意味と使い方
「That is not the case.」は、相手の言ったことに対して反論するような感じで「そういうことではありません」という意味だと理解して大丈夫でしょう。
You finally warmed up to me.
ようやく僕に心を開いてくれてくれたね。
No, that’s not the case.
違うの、そういうことじゃないの。
I heard you failed the exam. Is that true?
試験に落ちたって聞いたんだけど、本当?
No, that is not the case. I actually passed with flying colors※.
いいえ、そんなことないのよ。ほんとは、楽勝で合格しちゃった。
※ with flying colorsは(目標の達成などが)「楽勝で」「見事に」「やすやすと」という意味です。
まとめ
「That is not the case.」という文は基本的に「そういうことではありません」と訳すとだいたいは意味が通じます。
「そういうことではありません」の「こと」の部分に最初のほうで列挙した意味を当てはめるとそれぞれの文の理解ができると思います。
しかし文脈によってはもう少し違った、文意に沿った訳が必要になることもあります。