「shame」という単語を聞くと、「恥」「恥ずかしい」という意味がすぐに浮かび上がるのではないでしょうか。
この「shame」という英単語は、別の意味もあり、会話ではよく使われる単語です。
今回は、「shame」の使い方をマスターできるように例文と音声を使って解説します。
That’s a shameの意味と使い方
「That’s a shame」は、ある状況に対する失望や後悔の気持ちを表し、「残念だ」という意味があります。
「shame」の代わりに「pity」(同情、残念な気持ち)と言う英単語を使うこともできます。
また、「It’s a shame」ということもあります。
That’s a shameを使った例文
残念だなぁ!君がパーティーに参加できないなんて。寂しくなるよ。
悪天候でコンサートが中止になったのは残念だ。とても楽しみにしていたのに。
ダウンタウンの古い本屋が閉店したのは残念だ。
Do you have a table for two adults and two children for tonight?
今夜大人二人と子供二人で席がありますか?
I’m so sorry, but we’re all booked up for tonight.
申し訳ございません、今夜はすべて予約をいただいております。
That’s a shame. What about tomorrow at 6pm?
それは残念です。明日の午後6時はどうですか?
That’s a shameの注意点
上記の例文で「shame」という単語が耳に入ったとたんに「恥」と考えてしまうととても変な意味になってしまいます。
例えば、最初の例文で「恥」と考えてしまうと「恥だよ!君がパーティーに参加できないなんて。」となってしまい、参加しないのを怒られているような感じになってしまいます。
「恥」なのか「残念」なのかの聞き分けの仕方の一つは、shameの前に「a」があるかないかで判断できます。
「a」が付いている場合は「残念」で、「a」が付かない場合は「恥」と訳していいでしょう。
この使い方は一般的で自然です。
ネイティブの人の日常会話ではごくまれに「残念」の意味でも「a」をつけない場合があります。
インフォーマル・スピーキングや特定の文脈では、ネイティブ・スピーカーが 「a」を省略して、特に会話から文脈が明らかな場合に、「残念」と言いたい時に、「That’s shame(残念です)」と言うことがあることに注意が必要です。
まとめ
「shame」には「恥」という意味と「残念」という意味があり、文脈に沿って適切に意味を解釈することが重要です。