英語を話そうとするとき、頭の中で日本語をそのまま英語に訳していませんか?実はそれが、英語がスムーズに出てこない最大の原因かもしれません。
英語脳を導き出すわかりやすい方法
日本人英語学習者が「英語脳」を手に入れるために最も重要なことは、「日本語の語順を捨てて、結論から話す」ことです。
今回は「英語脳」の鍛え方についてお話します。
なぜ「日本語の語順」ではダメなのか?
日本語は「私は・昨日・校庭で・サッカーを・たくさんしたから・今日は疲れている」というように、最後に結論が来る「結論後回し」の言語です。一方、英語は最初に結論を伝え、その後に理由や詳細を付け足していく「結論先行型」の言語です。
英語で話すときは、まず「今の自分の状態や意思」をポンと先に置く。これが英語脳への一番の近道です。
実践練習:状況を英語で組み立ててみよう
例えば、「今日はとても暑いので、なるべく外出は避けようと思いますが、どうしても行かなければならない用事があるので日が落ちたら出かけようと思います」という文。
これはあなたはどのように英文を作成して話そうとしますか?
これを日本語通りに訳そうとすると混乱しますが、英語脳で「情報の優先順位」を変えると、驚くほどシンプルになります。
英語脳の思考順序:
- 結論:今日は外出を避けたい
- 理由:暑いから
- 例外:でも用事がある
- 行動:だから日が落ちたら行く
完成した英文:
“I’d like to avoid going out as much as possible today because it’s so hot. But I have some errands I must take care of, so I’m planning to go out after the sun goes down.”
3. 英語脳を鍛える3つのステップ
日々のトレーニングとして、以下の3つを意識してみてください。
- 1.「今の自分の気持ち」から話し始める: `I’m tired` や `I want to…` といった言葉を最初に持ってくる癖をつけましょう。
- 2. 理由は `because` で後ろに回す: 日本語の「〜なので」に引きずられず、結論のあとに理由を付け足す感覚を養います。
- 3. 短い文を並べることから始める: 最初から長い文を作ろうとせず、`I want to stay home. It’s hot. But I have errands.` のように、短い文を並べるだけでも十分に英語らしいリズムになります。’So’(それで)や’Then’(それから)、そして’But’(だけど)などの副詞や接続詞を使って、前後の文を繋げることで自然な英語になります。
まとめ:完璧を目指さず「順番」を変えるだけ
英語脳を作るのに難しい文法は必要ありません。まずは「結論+理由」の順番を意識するだけで、あなたの英語はグッと自然で伝わりやすくなります。
今日から何かを伝えるとき、「自分の言いたいことの結論は何か?」を1秒だけ考えてみてください。その1秒が、あなたの英語を「日本語訳」から「英語本来の響き」へと変えてくれるはずです。
ミニクイズ
「私は昨日学校の校庭でサッカーをたくさんしたので、今日は少し疲れているのですが、食欲は普通にあるので、ご飯はたくさん食べようと思います。」
これを英文にするとどのような形で話すのが自然でしょうか?(答えは最後にあります)
ぜひ今日の日常会話や独り言で、この「結論から話す」練習を試してみてくださいね!
ミニクイズの答えと解説
英語で話す際は、日本語の語順(私は→昨日→校庭で→サッカーを→…)をそのまま訳そうとせず、「結論(メインの行動や状態)」を先にポンと出し、その後に付け足していくという感覚を持つのがコツです。
この文を英語脳で組み立てると、以下の順序で情報を整理するのが最も自然です。
【1. 英語的な思考の組み立て方(情報の優先順位)】
英語では「何がどうした(結論)」を一番に置きます。
-
結論(今の状態): 「今日は少し疲れている」
-
理由: 「なぜなら昨日学校の校庭でサッカーをたくさんしたから」
-
今の状況(食欲): 「でも食欲は普通にある」
-
今後の行動(結論): 「だからご飯はたくさん食べるつもり」
【2. これを英文にすると?】
この思考順序で組み立てると、次のような例文のように自然な英文になります。
“I’m a little tired today because I played a lot of soccer at the schoolyard yesterday. But my appetite is normal, so I’m going to eat a lot.” br>
-英語脳を身につけるためのコツ-【英語脳を作ろう②】は下記からどうぞ!

