英語を学習していると、日本語の感覚をそのまま英語に当てはめてしまい、「あれ、何か不自然かな?」と感じる場面に遭遇することがあります。その代表例が「〜しか〜ない」という表現です。
日本語脳と英語脳の違いを理解して英語を話す
今回は、実際のコミュニケーションで起こりがちな「惜しい英語」の具体例をもとに、より自然で伝わりやすい英語表現を解説します。
たとえば、「はがきの枚数が足りない!」
例えば、同僚が用意したはがきが200枚必要なところ、195枚しかなかったとします。少し冗談っぽく「彼女は100までしか数えられないんだよ」とからかいたい時、あなたなら何と言いますか?
もしこのように伝えてしまうと、ネイティブスピーカーは少し困惑してしまうかもしれません。なぜなら、英語の文法構造が日本語の「〜しか〜ない」という否定の概念と完全にはマッチしないからです。
なぜこの英語は伝わりにくいのか?
英語では「〜だけ」という意味を伝えたい時、否定形(isn’t able to)を使うと「…というわけではない」という別のニュアンスが含まれてしまうことがあります。英語の「〜しか〜ない」を表現する最も自然な方法は、「肯定文 + only」です。
これが英語脳です。
ネイティブが使う自然なフレーズ
意図した冗談をスムーズに伝えるなら、以下の表現がおすすめです。
“She can only count up to 100.”
彼女は100までしか数えられない。
一番シンプルで誤解がありません。「till」ではなく「up to」を使うことで、数字の範囲を強調する自然な英語になります。
“I guess she can only count to 100.”
彼女は100までしか数えられないみたい。
「I guess(〜みたいだね)」を文頭に置くことで、独り言のような、あるいは親しい間柄での「からかい」のトーンがぐっと増します。
まとめ
日本語の「〜しか〜ない」は、英語では「否定」ではなく「限定(only)」を使って肯定文にするのが鉄則です。日本語の感覚と英語の感覚はだいぶ異なる場合が多いです。ですので、最初は意識して使わないと難しいかもしれませんが、何度も口に出して練習することで、自然と口から出るようになります。
あなたの英語表現が、より相手の心に響くものになりますように!
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