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“a lot of” が「たくさん」の意味で、可算名詞(例えば”book”)にも,不可算名詞(例えば”water”)にも使える

今回は、”a lot of” あるいは “lots of” の意味と使い方を、たくさんの例文と共にわかりやすく説明していきます。
この2語は全く同じ意味で使われ、それぞれ互換的に使用できます。

しかし、“lots” は不可算名詞には使えません
最後のほうで、このことについて解説していますので、ぜひ参照してください。

ここでは “a lot of” のみを使って解説します。
“lots of” は使えなくても、”a lot of” は使えますので。

みなさんも是非 “a lot of” の使い方を覚えていろいろな場面で使ってみてください。

“a lot of” は不可算名詞(数えられない名詞)にも使える

可算名詞で使う “a lot of”

“a lot of” は「たくさんの」という意味で使われることは知っていると思います。

She has a lot of books.
彼女は本をたくさん持っている。

I ate a lot of strawberries.
たくさんイチゴを食べた。

名詞には可算名詞(数えられる名詞)と不可算名詞(数えられない名詞) がありますが、”a lot of” の後ろにはどちらでもおくことができます。
ただし、可算名詞の場合は複数形にする必要があります。
上記の例文では “books” と “strawberries” が複数形です。

不可算名詞で使う “a lot of”

不可算名詞に複数形はないので、そのままの形で使います。

例えば「今日は風が強い」と言いたい時に「(かぜが強い)は。。。strong windかな?」と難しく考える必要はないのです。
よく知っている “a lot of” を使えば簡単に言うことができます。

There was a lot of wind today.
今日は風が強かった。

“a lot of” ではなく “strong” を使いたいのであれば、

The wind is strong today.

天候を表す時の “It” を使いたいのであれば、

It’s so windy today.

というのがナチュラルでしょう。

次に「道路が渋滞している」と言いたい時にはどんな英単語が浮かぶでしょうか?

「う~ん、(渋滞している)だから。。。えーと」とすぐに頭に浮かんでこない場合があるでしょう。
こんな時も、

There’s a lot of traffic on this highway during rush hour.
ラッシュアワーの時間はこの高速道路は混んでいる。

と言えばいいのです。

もちろん “a lot of cars” もOKです。
この場合は数えられる名詞(car)になります。

と簡単な英語を使うことによって言い表すことができます。

では「すごく尊敬する」と言いたい時はどうでしょうか。
この場合の「すごく」はどういったらいいでしょう。

数えられない名詞について「たくさんの」とか複数形にできない名詞を使う時は、この “a lot of” が使えます。

I have a lot of respect for people who work in the medical field.
医療分野で働いている人をすごく尊敬している。

という英語の訳ができます。
日本語で「たくさんのリスペクトを持っている」という言い方で表現できます。

My friend has a lot of experience in marketing and is very knowledgeable on the subject.
友人はマーケティングの経験が豊富で、その課題にはとても詳しいです。

上記の “respect” や “experience” は一つの事柄ではなく、時間をかけて積み上げてきたも人間性、あるいは知識やスキルといった抽象的なものを言うもので、不可算名詞になり、”many respects” や “many experiences” という表現はできません。

I want a lot of water.

上記の場合も「水」は数えることができない名詞なので “many waters” になることはありません。
ですので「多量の水」と言いたい時は “a lot of” を使うことになります。

不可算名詞では “lots of” が使えない理由

不可算名詞の項で例文で出した、

There was a lot of wind today.
これを
There was lots of wind today.

とした場合は、正式な英語では正しくない、あるいは非標準とされています。
標準的な英語では、”a lot” は “much” や “a large amount” と同様に単数の決定詞として使われます。
その後に可算名詞の単数形または不可算名詞の単数形が続きます。

この場合、”lot” は単数名詞として機能し、”wind “は不可算名詞であるため、単数の “lot “が適切です。
“a lot” を可算名詞で使った例として、不可算名詞のところで出した例文も同様です。

There’s a lot of traffic on this highway during rush hour.

一方、”lots “はインフォーマルまたは口語的な用法で、話し言葉やインフォーマルな文章でより一般的に使われます。
これは、“lots “が “lot” の複数形であり、決定詞として使用する場合は、その後に複数形の名詞を続ける必要があるため、非標準とされています。
“wind” や “traffic” は不可算名詞であり、複数形を持ちません。
したがって、”lots of wind” という表現は非標準的であると考えられていて、
まして “lots of winds” は全く文法的に間違っているのがわかると思います。

文法的な正しさと形式を保つために、このような場合は一般的に “a lot” を使うことが推奨されます。しかし、非公式な会話や特定の地域の方言では、非標準的であるにもかかわらず、口語的なバリエーションとして “lots” が使用される場合があることは知っておいてください。

まとめ

今回は “a lot of” の意味と使い方についてお話しました。

この “a lot of” は “lots of” と言い換えることができ、同じ意味になります。
例外があるのはお話した通りです。

みなさんもこのようなことを頭に入れながら、実際の英会話の中で話してみましょう。
インプットだけでは英会話は絶対に上達しません。
アウトプットをしてどんどん身に着けていきましょう。

 

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