「people」と「folks」はどちらも個人のグループを指しますが、トーン、フォーマルさ、意味合いに微妙な違いがあります。
「people」と「folks」 違いは何?
「folks」は「folk」の複数形です。
この単語を名詞として使う場合は単数で使われることはあまりなく、大体において複数形で使われ、「people」と同じように「人々」という意味を持ちます。
形容詞で使うことも多く、例えば「folk song」「folk costume」「folk dance」などがあります。
形容詞で使う場合は「民族の」とか「民間に根付いている」というように訳すと自然な日本語になります。
それでは「people」と「folks」の違いについて見ていきましょう。
トーンとフォーマルさの違い
People
中立的で標準的な用語であり、フォーマルな文脈でもインフォーマルな文脈でも使うことができます。
汎用性があり、専門的な場面や文章を書くときなど、より一般的な用語が適しているあらゆる文脈に適していると言えます。
Folks
よりインフォーマルで、親しみやすく、会話調になります。
温かさや親しみやすさを伝えることができ、カジュアルな会話や共同体感覚を演出するためによく使われます。
ですので、アメリカの大統領が演説の時に「皆さん!」と呼びかける時は「Folks!」と呼びかけたりします。
用法と意味合いの違い
People
これは会話や書き言葉ではより一般的な用語で、非常によく使われます。不特定多数の「人、人々」と言う意味になります。
Folks
「folks」は、「人々」と言う意味の他にも「家族」を指す表現としても非常に一般的で、日常会話でよく使われます。
ただし、厳密には「(両親を含む)家族」や「親」を親しみを込めて呼ぶ言葉であり、単なる「家族全員」というよりは、「うちの家族」「両親」というニュアンスで使われることが多いです。
例えば、
How are your folks doing?
あなたのご両親はお元気ですか?
How are you folks doing?
みんな元気にしている?
※これは「you」の対象が一人ではなく、全員のことを尋ねていることになります。「you」には複数形がないため、「folks」を使って複数形にして「みんな」ということを表現しています。「How are you guys doing?」と同じ言い方です。
I spoke to your folks.
君の両親には伝えてある。
まとめ
「people」はあらゆる場面で使える、中立的で広い意味の言葉です。
親密さ、包容力、共同体感覚を示唆するような、友好的でインフォーマルな語調には「folks」を使うのもよいでしょう。
下記の記事では「people」は「s」がついていないけど、単数扱いなのか、複数扱いなのかをわかりやすく解説しています。

