「いったい何やってんの!」とか「いったいどういうつもりだよ」とかの「いったい」に相当する英語表現はいろいろありますが、今回はネイティブが良く使う表現を7つ採り上げて解説します。
「いったい」を表す英語表現
「いったい」を表す英語表現としては
“(what) on earth”
“(what) in the world”
“(what) in tarnation”
“(what) the heck”
“(what) the devil”
“(what) the hell”
“(what) the fuck”
といった表現が使われます。
どれも疑問詞のすぐ後に「いったい」に当たる英語があるのがわかります。
下から3つめまではイライラしたりしたり、不満を表すような時に特に使われます。
そして最後の “the fuck” は下品で低俗な表現ですので気を付けてください。
“what” “who” “when” “where” “which” “how” のどれでも使えます
そして疑問詞としては “what” “who” “when” “where” “which” “how” のどれでも文の内容によって使うことができます。
いったい何の話?
いったい何がおきてるの?
この使い方で注意したいのは、「何が世界で起ころうとしているのか?」という意味ではなく、あくまで感嘆符として “in the world” が「いったい」という意味で使われていることです。
いったい誰がドアを開けっぱなしにしたの?
いったいどこから来たの?
いったいどうやってこのプロジェクトを時間内に終わらせるというのだ?
いったいどうしてそのことをもっと早く言わなかったの?
いったいどうしてそんなことしたんだ?
ただし、上記の例文でわかるように各感嘆詞が意味することを無視して感嘆詞を使い誤ってしまうと意味が通じません。
例えば、
What on earth are you sleeping!
この文は意味を成していないのはお分かりだと思います。
「何で寝てるの!」と言いたい場合は、”What” を “Why” にしなければ意味が通じませんし、「どこで寝てるの!」と言いたい場合は “Where” にしないといけません。
“What” は、「何を」の意味ですし、”Why” は「何で、どうして」の意味ですし、 “Where” は「どこで」の意味だからです。
What on earth? とか What the hell? だけで使えるのか
もちろん “What on earth?” や “What the hell?” という表現もできます。
いったい何なんだ?
いったいどこなんだ?
いったいどうやって?
まとめ
「いったい」は日本語でも日常的に使われる言葉ですので、皆さんも英語を話す機会に使ってみてくださいね。